これも仕事?
今日、義理で、音楽の発表会を見に行きました。もともと音楽は大好きだけど、さほど興味のない分野のもの。とてもだるくてごろごろしていたかった午後のひと時、ちょっとだけ顔を出しに行った。この、顔を出す。という行為がわたしの業界では大切。とても大切。ただ行っただけじゃ、何にもならないし、あとで何を言われるかわからない。そのため、会場では隅っこには座らず、ステージから良く見える位置、および、関係者が近くにいるであろう位置を取ります。そして、時間があれば、リハーサル中のところにもお邪魔し、「来たよ!」ということを印象付ける。これが大事・・・
ステージから手など振られると、単純にうれしいけれど、同時に、
「よし、これでおっけ~」
という大人の打算も働く。
いったい、何をしているんだろう・・・というちょっとした疑問はもちろんありますが・・・疑問を持っても始まらないので、半分仕事のつもりで行きます。だからって、明日からの仕事に特に何か影響があるわけではありません。行かなかったときの影響は、けっこうあるかもしれないけれど・・・・だからただただ
「わたしはちゃんと、顔を出しました。応援してます。」
というポーズをとるための行為。あ、もちろんそんな人ばかりではなく、純粋に、参加している人もいるのでしょうが・・・
ああ、すっごく分かります。それ。
「顔を出した」という印象を相手に植え付けることの重要性。行って何をするわけでもなく、ただ、顔を出したということをアピールしなければならないという不思議な世界。
私もよく悩みます。土日は実家に帰っているので、仕事場付近で何かの催しごとがあっても、軽く顔を出すわけにはいかないのです。でも、たまには顔をして印象をつけておかないと…という気持ちも。去年一度だけバレエの発表会に顔を出したことがあります。今年はやっぱり何も行っていません。印象をつけるためだけに労力を使うのもなあ…と思うのだけど、やっぱり行かないと、気分が悪いですね…。後ろめたさ満載です。別に悪いことしてないのに…。
(-_-;)
by はづき (2005-11-14 22:04)
しゅんさん、お久しぶりです~。遊びにきました。
私も、そういうのはしょっちゅうあります。
顔だけ出しても・・・そのイベントを楽しめないのに。
でも、出さなければ、その後の人間関係が・・・
じゃあ、イベントの間の短い時間を何とかしようかな、って。
それでも、気力のない時は断りますけど・・・
あとで、孤立はしちゃいますねぇ・・・。
by チカカ (2005-11-17 20:54)
はづきさん、チカカさん、こんばんは。そ~なんです。そんなことに労力使うなんて・・・・・と思っても何か見えない力に負けてしまう小市民ですよね・・・で、明日もあるのですが、こないだと同じ分野なので、「うわ~あしたはいけないんです~」といって、ごまかしています。
by しゅん (2005-11-18 23:53)